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令和8年度「ぐんまAgri×NETSUGEN 共創」実証事業に採択 — 群馬県玉村町と2100年の「稼げる農業」をデータで創る実証を開始

〜高度データ基盤「TWINZ Plus」を活用し、自治体向け「将来価値シミュレーター」を開発〜

ぐんまAgri×NETSUGEN 共創 / NETSUGEN GUNMA PREF. FOREST CAMP

Penguin Labs合同会社(本社:東京都中央区、代表:赤塚 慎平、以下「ペンギンラボ」)は、群馬県が主催する「令和8年度 ぐんまAgri×NETSUGEN共創実証事業」に採択されました。本事業において、群馬県玉村町および中部農業事務所と連携し、独自のデータ基盤「TWINZ Plus」を核とした、2100年までの適地適作を支援する「将来価値シミュレーター」の実証を開始することをお知らせいたします。

背景と目的:経験から「科学的エビデンス」に基づく農業へ

現在、多くの産地が加速する気候変動リスクに直面しています。玉村町においても、独自の強力な名産品の確立と、農業参入を検討する企業への具体的な支援策が急務となっています。しかし、数十年先を見据えた品目選定や投資判断を「個人の経験」のみに頼ることは、生産者や企業にとって大きなリスクとなります。

本プロジェクトでは、ペンギンラボが開発する農業向け意思決定支援プラットフォーム「TWINZ Plus」を活用。気候変動をリスクとして捉えるだけでなく、データに基づいた「攻めの強み」へと変換し、100年先まで稼ぎ続けられる強い農業の実現を目指します。

本実証事業の2つの柱

本事業では、以下の2つの課題解決に取り組みます。

  • 町独自の「次世代ブランド作物」の指針策定(対内的な産地形成)1kmメッシュ単位の将来気候予測データを用い、玉村町特有の気象(からっ風、酷暑)に耐性があり、2100年まで収益性を維持できる「将来本当に生き残る品目」を特定します。成果物として、科学的根拠に基づいた「次世代ブランド作物選定レポート」を策定し、生産者の投資リスクを最小化します
  • 「投資判断シミュレーターアプリ」の開発(対外的な企業誘致)参入検討企業が将来の気候リスクに応じた収支予測シミュレーションを即座に実行できるデジタルツールを開発します。玉村町五料・飯倉地区等への企業誘致において、他自治体にはない「科学的な説得力を持つ武器」として活用し、優良企業の誘致成功率を向上させます

究極のデータ基盤「TWINZ Plus」:地球規模の視点と農地一筆の解析を統合

今回の実証の核となるのは、ペンギンラボが開発する農業・気候データ統合基盤「TWINZ Plus」です。

「TWINZ Plus」は、Google DeepMindの「Alpha Earth」のように全地球を俯瞰する「鳥の目(広域気象・衛星データ)」と、日本の農地一筆単位(筆ポリゴン)を解析する「虫の目」を両立させた、世界でも類を見ない高度なデータエンジンです。本プロジェクトでは、この膨大なデータ群を玉村町の地域特性に合わせて最適化し、意思決定のためのアプリケーションレイヤーへと昇華させます。

玉村町向け「将来価値シミュレーター(プロトタイプ)」の主要機能

「TWINZ Plus」から供給される高精度な解析結果を、農業者や自治体担当者が直感的に扱えるよう構築されたのが、今回開発する「将来価値シミュレーター」です。

※ご注意: 以下の画面および数値は現在開発中のデモ版(ダミーデータ)であり、実際の実装内容や解析結果とは異なる場合があります。

  • 成功への最短ルートを示す「類似性スコアリング」対象農地と条件が酷似する国内外の成功事例を「TWINZ Plus」が特定。類似スコアと共に、その土地で採用すべき最適な栽培体系(施肥、灌水、品目等)をレコメンドし、データに裏打ちされた営農計画立案を支援します
類似性スコアリング画面(AI農地診断レポート・成功事例)
▲ 類似性スコアリング画面(開発中のデモ版・ダミーデータ)
  • 2100年までの「将来気候変動リスク・シミュレーション」IPCCシナリオに基づき、2100年までの最高気温や酷暑日数の推移を1kmメッシュ単位で予測。施設園芸や果樹などの長期投資において、数十年後も持続可能であるかを事前に検証します
将来気候変動リスク・シミュレーション画面(AI農地診断レポート・将来展望)
▲ 将来気候変動リスク・シミュレーション画面(開発中のデモ版・ダミーデータ)
  • 生成AIによる「営農計画書の自動作成」シミュレーター上での分析結果とユーザーの嗜好・経営理念などを元に、自治体への提出に必要な「営農計画書」などの複雑な書類ドラフトを生成AIが自動作成。農業参入の最大の壁となる「煩雑な事務手続き」を劇的に効率化し、企業の迅速な意思決定と実行を強力にバックアップします
生成AIによる営農計画書の自動作成画面
▲ 生成AIによる営農計画書の自動作成画面(開発中のデモ版・ダミーデータ)

実施体制

主体役割
Penguin Labs合同会社代表提案者(全体統括、解析実装)
玉村町 経済産業課共同事業者(地域連携、実証フィールド調整)
中部農業事務所 担い手・園芸課共同事業者(栽培技術・普及指導)

今後の展望:群馬から日本へ、そして世界へ

本実証を通じて構築するシステムは、玉村町での成果を足掛かりに、以下のような展開を目指します。

  • 群馬県内への横展開(令和9年度以降)「からっ風(強風)」や「酷暑」といった群馬県特有の気候課題に対応した解析ロジックを確立し、前橋市、伊勢崎市、高崎市など同様の課題を抱える県内他自治体への導入を推進します
  • サステナブルなブランド産地の形成支援データに基づく適地適作により、低投入・高収益な農業を実現。カーボンクレジットの活用や、環境負荷の低い「次世代ブランド作物」の育成を通じて、持続可能な産地づくりを支援します
  • グローバル展開と教育への波及「TWINZ Plus」の気候類似性エンジンを活用し、気候変動に悩む世界中の地域へ最適解を届けるとともに、本システムを用いた農業DX教育を全国の学校で展開し、次世代の農業人材育成にも寄与してまいります

「ぐんまAgri×NETSUGEN共創」事業について

群馬県では革新的な技術力を蓄積し、新たな発想を持つ民間事業者等との協業(オープンイノベーション)により課題解決を行い、所得の向上や労働力の確保につなげ、持続可能な農業を確立することを目指し、地域農業を支える力強い経営体の育成を行っています。

詳細:ぐんまAgri × NETSUGEN 共創事業(群馬県ホームページ)

Penguin Labs合同会社について

「データから新たなストーリーを紡ぎ、世の中を面白くしていく」をミッションに、気象、宇宙、AIの知見を掛け合わせ、ワクワクする未来を創造するスタートアップです。農研機構のAI農業プロジェクトやNEDO Challengeへの採択など、衛星・気象データの高度な解析力で持続可能な社会の実現を支援しています。

代表者:共同代表 CEO 赤塚 慎平 / CTO 梶本 宗義 所在地:東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD.7F

URL: https://penguin-labs.com/

本件に関するお問い合わせ

Penguin Labs合同会社 広報担当

Webフォーム:https://penguin-labs.com/contact/

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